2010年6月5日(土)手稲生きもの調べモニタリング(1)+かたつむり探偵団 [活動報告]
今回の生きものモニタリング調査はカッコウの森にて散策をしながらかたつむり探し及び観察。その後三樽別川で水生昆虫採取、星置川へ移動し食事をした後生きものの観察等を行いました。専修短大生のボランティアスタッフ3名が加わって下さり参加者17名で散策開始。まずは手稲コミュニケーションセンターでかたつむりの観察及び飼育の仕方などを姫田さんに聞きます。以下は姫田さんの資料からかたつむりについて少し抜粋しました。
かたつむりは陸に生息する巻貝の仲間です。目のついた触角を持ち肺で呼吸します。寿命は大きなかたつむりで5年くらいと言われています。北海道でよく見られるかたつむりの仲間は5種類で、エゾマイマイ、サッポロマイマイ、ヒメマイマイ、ウスカワマイマイ、オカモノアラガイがいます。雌雄同体(しゆうどうたい)と言って2匹で交尾をし、産卵します。
かたつむりは殻が割れても再生するそうです。実際再生後の跡のようなものがみられたかたつむりも見つけました。
早速サッポロマイマイ
慣れていてどんどんみつけて行くふたり
エゾマイマイ
体に斑点がみえます
木の上に沢山いました
蝸牛(かたつむり)。まさに牛!です
多く見かけたセミの抜け殻
成虫もいました。まだ孵化後間もない感じ。
ムシは本当に多彩です。今回見つけた中にも鮮やかなものがいました。
ヨツボシヒラタシデムシ
樹上に住み、ガの幼虫などを食べます。カエデなどの花に集まります。
アカスジカメムシ
腹側は赤地に黒の多数の点がある。初夏にセリ科のい花の上によく見られ幼虫はセリ科の種子から吸汁します。
コンサドーレ色ですね。楽しいです。
花も時期がまた変わり前回とは少し違います。
クルマバソウ
クルマバツクバネソウ
花は茎頂に上向きに一個つく。その下4枚ががく。
エゾヤマザクラのさくらんぼ
うっすらピンクがかっていました。
スミレ
ツボスミレなら花は紫色の筋が入り、その為淡紫色に見える事もある。本当は白。根の状態を見るのを忘れ、名前が特定できませんでした。
西洋タンポポ
コケイラン
場所は山地の林内でやや湿った所
スミレ
こちらのスミレも同様で名前がわかりませんでした。マルバスミレに似ています。
三樽別川へ移動し、水生昆虫探し。石の
裏についている昆虫をブラシで採取したり細かい作業もしました。
ツリガネムシの動画は会員の方ならフォト蔵で見ることが出来ます。
ヒゲナガカワトビケラ。大きいです。サナギになっていましたが・・・
星置川へ移動。川は上流のほうでの工事のため濁っていて川底はほとんど見えませんでした。
そして昼食。焼き物をしました。美味しかったです!
モクズカニ
サナエトンボ科コオニヤンマのヤゴ
扁平で横幅が広いのが特徴。落ち葉の様な体型。
ハナカジカ
スジエビ
ヌマエビ
最後は見つけた生きものの絵を書いてみました。また展示したくなる位の出来です。よく観察し特徴を捉えていました。観察会のたびに書いてまた機会があれば展示したいです。
2010-06-07 12:16
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コメント(3)
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更新おつかれ~O(≧▽≦)O ワーイ♪
当日は適度に湿り、天気も良く
カタツムリにも人間にもいい天気でした。
活動中のカタツムリも多く見れました。
かたつむり @ノ”
アカスジカメムシが
コンサドーレカメムシで検索すると出てきました
Σ(・ω・ノ)ノ! びっくりっ!
by 姫舞々 (2010-06-08 17:46)
いつもすばやいブログ更新ありがとうございます。
かたつむり日和でしたね。
コンサドーレカメムシにはびっくりですね!
北海道の虫にしたらいいのに・・・
専修短大の学生さんたちもお疲れさまでした。
とっても素直で素朴な若者達でした。
Mさんは写真を撮るのが本当に上手だと思います。
生きものたちがまさに生き生きと写っています。
by てんてこまいまい (2010-06-08 18:12)
up早い~!
みんな、絵うまいね~!写真もいいけど、絵もいいね。
これなら毎回やろう。
一番美味しそうに見えたのは、かずみつくんのダテマキマイマイでした(o^-')b
by レオ父 (2010-06-09 01:36)